校長室から 2025 / 05 / 07

アミークスの"Colorful Day"

5月2日はアミークスの「Colorful Day」でした。子どもたちは自分の好きな色の服を着て登校し、それぞれの個性を表現しました。この活動の目的は、児童が自分自身を自由に表現できるようになることです。もちろん強制ではなく、制服で登校する児童・生徒も何人か見られました。

 

この活動が成り立つためには、お互いがどのような色やスタイルの服を選んでも、それを尊重し受け入れる雰囲気が欠かせません。友達に「普通と違う」と笑われる心配があっては、自分の好きな色や少し大胆な服装で登校することは難しくなります。

 

アミークスは多様性を尊重し受け入れることを学校の重点目標の一つに掲げています。学校には、さまざまな文化や価値観を持つ教員や児童・生徒が集まっています。そもそも、アミークスは多様性を大切にする学校なのです。

 

今年2月に行われた「Crazy Hair Day」は、「Colorful Day」をさらに超える取り組みでした。児童・生徒は奇抜な髪型で登校し、その個性や大胆さを互いに称え合いました。

 

こうした行事には、順位をつける表彰はありません。そもそも1位を決める「モノサシ」が存在しないのです。私は、一つの基準で選抜する現在の高校・大学入試は、これから見直されていくべきだと考えています(この議論はまた別の機会に)。なぜなら、社会が求めているのは「誰でもできることを、そつなくこなす人」ではなく、「その人にしかできないこと」を持つ人材だからです。

 

アミークスは、単に英語教育に強い学校ではありません。公立校でもかなり以前から「多様性」を尊重する教育の重要性が叫ばれてきました。その意味でも、アミークスは先進的なモデル校でありたいと考えています。

        

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