6月23日は、沖縄にとって特別な一日「慰霊の日」。
先月、アミークスでもこの日に合わせて平和をテーマにした集会を行いました。
中学校では、各学年の代表チームがスピーチを通して「平和」について発表しました。戦争を学び、自分の考えや想いを自分の言葉で伝える生徒たちの姿はとても力強く、聞いている側の心にも深く届くものでした。
中には、沖縄の歴史だけでなく、日本本土や世界の現状にも目を向けながら話す生徒もおり、「知ること」「考えること」の大切さを改めて感じさせてくれる時間となりました。
集会の最後には、大城校長による読み聞かせがありました。
ご自身のお父様の戦争体験をもとに語られたお話からは、当時の苦しみや恐怖、そして命の重みが伝わってきました。生徒たちも静かに耳を傾けながら、今ある日常の尊さを感じ取っていたようです。
「過去を学び、今と未来にどう生かすか」——
生徒たち一人ひとりが真剣に向き合ったこの平和集会は、大人である私たちにとっても、心に響く時間となりました。
アミークスではこれからも、平和について考える機会を大切にしながら、子どもたちが「自分にできること」に気づき、行動につなげていけるよう、そっと背中を押していきたいと思います。