昨日、中学校の入学式を執り行いました。
多くの生徒がアミークス小学校からの内進生ですが、新たに4名の編入生も加わり、新しい仲間とともに中学校生活をスタートしました。
今回の入学式では、どのようなことを新入生に伝えるべきか、ずいぶんと考えました。
世界では今なお戦争が終わらず、不安定な状況が続いています。そうした現状に触れるたびに、私は数年前に読んだ暉峻淑子さんの著書の一節を思い出します。
その言葉とは、
「『戦争』の反対は『平和』ではなく、『対話』である」
というものです。
本書では、「人と人とが粘り強く対話を続けることによってのみ、平和な社会はつくられていく」と述べられています。
アミークスには、9か国から21名の外国人教員が集まっています。
また、日本人教員も、沖縄を含む日本各地の9つの地域から来ています。
子どもたちもまた、沖縄をはじめ日本各地から集っており、さらに沖縄に滞在する外国籍のご家庭のお子さまも多く在籍しています。このような多様性こそが、アミークスの大きな魅力です。
一方で、多様であるからこそ、互いを理解することは決して簡単ではありません。
だからこそ大切なのが、あきらめずに対話を続ける力だと考えています。
新入生たちはこれから、自分とは考え方の異なる友達に出会い、戸惑うこともあるかもしれません。
しかし、そのようなときこそ逃げずに、粘り強く対話を重ねてほしいと思います。
その経験こそが、子どもたちを大きく成長させます。
そして、その力こそが、これからの社会でますます求められる力であると私は考えています。
教職員一同も、子どもたちとの粘り強い対話を大切にしながら、一人ひとりの成長を支えてまいります。
保護者の皆様におかれましても、引き続き本校の教育活動へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
