10月8日、前期終業式の朝のことです。児童が登校してくる時間帯に、回廊の方から子どもたちの驚きと喜びの声が聞こえてきました。
前日、保護者の皆様が回廊で何やら準備をされていることを知っていたので、その声の理由はおおよそ想像がつきました。それでも気になり、私も回廊へ足を運んでみました。
そこには、児童生徒の皆さんが先生方や職員に宛てて書いた感謝のメッセージが、まるで夜空に輝く無数の星のように、いっぱいに飾られていました。
「いつも勉強を教えてくれてありがとう」「バスに乗せてくれてありがとう」など、一つひとつは短い言葉ですが、そこには子どもたちの素直な感謝の気持ちが込められていました。メッセージを読みながら、私自身も心が温かくなりました。
さらに今回は、メッセージの掲示だけでなく、前期終業式の中で、保護者会の代表の皆様が児童生徒に語りかける場面もありました。
「自分の成長は、陰で多くの人々に支えられています」
この言葉には、子どもたちにぜひ気づいてほしい大切なメッセージが込められていると思います。私たちは決して一人で成長しているのではありません。先生方はもちろん、学校生活を支える多くの職員、そして家族や地域の方々など、さまざまな人々の支えがあって、日々学び、成長しています。そのことに気づき、感謝の気持ちを持つことは、子どもたちにとって大切な学びの一つです。
今回で3回目となるこの活動が、保護者の皆様の自主的な取り組みとして続けられていることを、学校長として大変うれしく、そしてありがたく思っております。
子どもたちの心のこもったメッセージは、先生方や職員にとって、何よりの励みになったことと思います。日々の仕事の中では、苦労や困難に直面することもあります。しかし、子どもたちからの「ありがとう」の一言が、私たちに大きな喜びと、また明日から頑張ろうという力を与えてくれます。
そして何より、この活動を通して、感謝の気持ちが子どもたち、保護者の皆様、そして教職員の間で共有され、学校全体に温かなつながりが生まれることに、大きな意義を感じています。
このような素晴らしい活動を企画し、準備してくださった保護者の皆様、そして心のこもったメッセージを書いてくれた児童生徒の皆さんに、学校長として心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
学園長 大城賢
