10月19日(月)、小学4年生のクラスで、保護者の皆さんによる絵本の読み聞かせが行われました。この活動は、保護者のボランティアの皆さんによって毎月行われているもので、今回は3名の保護者の方が読み聞かせをしてくださいました。
この日、読んでいただいたのは、『どんなときもたいせつなきみ テトとフワ』『Trick or Treat on Scary Street』『おばけのケーキ屋さん』の3冊です。
『どんなときもたいせつなきみ テトとフワ』は、とげとげのテトと、ふわふわのフワが出会い、一緒に転がったり笑ったりする物語です。姿も性格も違う二人ですが、物語を通して伝わってくるのは、「どんなきみも大切だ」という温かいメッセージです。一人ひとりの違いを認め、その人らしさを大切にすることの素晴らしさを感じさせてくれました。
『Trick or Treat on Scary Street』は、ハロウィンの夜、仮装した子どもたちが、お菓子をもらいに不気味な通りを冒険するお話です。吸血鬼や魔女が登場し、子どもたちが次々と姿を消していくという、ちょっぴり怖くて、でもユーモアいっぱいの物語。最後には思いがけない楽しい結末が待っています。
『おばけのケーキ屋さん』は、世界一おいしいケーキを作ることが自慢のおばけと、一人の女の子との心温まる交流を描いた物語です。女の子のために一生懸命ケーキを作るおばけ。その長い年月にわたる交流の中に、深い愛情と優しさが込められています。最後には、思わず胸が熱くなるような、少し切ないお話でした。
3冊とも、それぞれに異なる魅力があり、子どもたちに大切なメッセージを届けてくれる素敵な絵本でした。
保護者の皆さんの優しい語りかけや、場面に合わせた表情豊かな読み聞かせに、子どもたちは物語の世界に引き込まれていました。そして、気がつけば、私自身もすっかり絵本の世界に入り込んでいました。
絵本の読み聞かせは、単に物語を楽しむだけの時間ではありません。登場人物の気持ちを想像し、喜びや悲しみを感じ、時には自分自身を振り返る機会にもなります。また、誰かが自分のために心を込めて本を読んでくれるという経験そのものが、子どもたちの心に温かな記憶として残るのではないでしょうか。
こうした素晴らしい活動が、保護者の皆さんのご協力によって、年間を通して続けられていることを大変うれしく思います。
お忙しい中、子どもたちのために本を選び、準備し、心を込めて読み聞かせをしてくださる保護者の皆さんに、心より感謝申し上げます。
皆さんの温かな声と、絵本を通して届けられる優しいメッセージが、子どもたちの心を豊かに育んでいることと思います。
本日も素敵な時間をありがとうございました。
学園長 大城賢
