先日、アミークスの設立当初から本校の園芸や環境整備に携わってくださっている平良さんから、とても興味深いお話を伺いました。
アミークスの校門を抜けると、木々の間を風が通り抜ける、静かな小路があります。子どもたちは毎朝、その小路を歩きながら校舎へ向かいます。そして、その先に現れるのが、校舎へたどり着く前の大きな挑戦とも言える、長い階段です。
実は、平良さんはこの長い階段を造るとき、「元気な鯉が滝を登っていく姿」をイメージしていたそうです。

鯉が力強く滝を登り、やがて龍になるという「登竜門」の物語があります。平良さんは、アミークスの子どもたちが、毎日この階段を元気に登りながら、少しずつ力をつけ、大きく成長していくことを願っていたのです。
さらに、階段を登り切ったところには、校舎の入口へと続く短い小路があります。平良さんによると、そこは「龍の背中」をイメージして造られたそうです。よく見ると、その道の模様は、まるで龍の鱗のようにも見えます。

そして、その先には校舎の入口があり、同時に青い空が広がっています。

つまり、アミークスの入口へ続くこの道には、
「子どもたちが元気な鯉のように階段を登り、龍の背中に乗って、広い空へ羽ばたいてほしい」
という願いが込められていたのです。
平良さんは、この思いを長い間、心の中に大切に留めてこられたそうです。そのお話を伺ったとき、私は、アミークスという学校が、建物や教室だけでできているのではないことを改めて感じました。そこには、子どもたちの成長を願う多くの方々の思いがあります。木々や花々、階段や小路にも、子どもたちへの温かい願いが込められています。
毎朝、子どもたちが何気なく登っているあの階段にも、実は「成長してほしい」「世界へ羽ばたいてほしい」という願いが込められていました。
アミークスの子どもたちよ、
元気な鯉のように力強く進み、
龍の背中に乗るように自信をもって、
青い空へ、そして世界へ羽ばたけ!