校長室から 2026 / 10 / 13

2学期の始まりに――今日という一日を大切に

今朝、子どもたちが元気に登校し、学校ににぎやかな声が戻ってきました。いよいよ2学期の始まりです。

 

今朝の運動場は、小学生たちが、この日を待ちかねていたかのように楽しそうに遊んでいました。一方、図書館では、中学生たちが静かに勉強に取り組んでいました。その中には、前期には朝からグラウンドでサッカーを楽しんでいた9年生の男子生徒たちの姿もありました。入試が近づいてきたからでしょうか。机に向かう姿から、自分の目標に向かって気持ちを切り替えている様子がうかがえ、成長を感じました。

 

幼稚園と小学校は、体育館で2学期の始業式を行いました。幼稚園、2年生、4年生、6年生の代表が、1学期の出来事を振り返りながら、2学期に楽しみにしている行事や、これからの目標について発表してくれました。

 

特に印象に残ったのは、幼稚園の代表園児の発表です。大勢の子どもたちを前に、1学期に楽しかったことや2学期に楽しみにしていることを、元気よく英語で話してくれました。人前で話すことは、大人にとっても簡単ではありません。その姿はほほえましく、同時にとても頼もしく感じられました。こうした経験を一つひとつ積み重ねることが、自分の思いを伝える力や自信につながっていくのだと思います。

 

6年生の発表は、さすが最上級生と思わせるものでした。ほとんど原稿を見ることなく、自分の言葉で気持ちを伝えていました。卒業後には別の中学校へ進む友だちもいることに触れ、寂しさを感じながらも、残された時間を大切に過ごしたいという思いが伝わってきました。卒業式についての言葉を聞きながら、あと半年ほどで、この子どもたちも小学校を巣立っていくのだと思うと、私も胸がいっぱいになりました。

 

最後に、私から挨拶をしました。その中で、中学校の1学期終業式で生徒会長が紹介してくれた言葉を、改めて子どもたちに伝えました。

 

“Yesterday is history, tomorrow is a mystery, and today is a gift.”
「昨日は歴史、明日はミステリー、そして今日は贈り物です。」

 

なぜ、今日が「贈り物」なのでしょうか。私は、次のように考えました。

 

過去を変えることはできません。明日、何が起こるかもわかりません。でも、今日、今この時間に何をするかは、自分で考え、選ぶことができます。友だちと遊ぶこと、新しいことに挑戦すること、誰かに「ありがとう」と伝えること。今日できることが、私たちにはたくさんあります。

 

2学期には、楽しみな行事がいくつも待っています。けれども、行事の日だけでなく、毎日の何気ない一日も大切にしてほしいと思います。自分で考え、行動できる「今日」という時間を大切にしながら、学校生活を楽しんでほしい――そんな願いを子どもたちに伝えました。

 

教員も職員も、元気に2学期の勤務をスタートしました。朝の挨拶に明るい声が返ってきて、私自身もうれしく、力が湧いてきました。

 

2学期も、保護者の皆様と教職員が力を合わせ、AMICUSを子どもたちにとって、よりよい学びと成長の場にしていきたいと思います。引き続き、ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

学園長 大城賢

 

 

 

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